五感に働きかけ、神経を目覚めていくジャイロキネシス®セルフマッサージの中に、眼球を動かすエクササイズがございます。一部を紹介させて頂きます。お仕事の合間や、気分がパッとしないと感じている際、お試しください♪

  • あっかんべーをするように、両目の下を両手の指の腹で優しくおさえます。皮膚に指の熱が伝わるくらいで大丈夫です。
  • ゆっくりと深い呼吸をしながら、広い地平線に大きな虹を描くように、眼球だけを左端から右端へ、右端から左端へ、交互に8回ほど描きます。
  • 優しく目を閉じて、両手をそのまま上にスライドさせ、指の腹を上まぶたに添えます。”考える人”のようなポーズで手の中に自分の目と身体を委ねます。
  • 少しだけ目を開いて、先ほど描いた虹が、湖の湖面に反映されている様子を思い浮かべ、湖面に映っている大きい綺麗な虹を左から右へ、右から左へ、8回ほど味わうように大きく追ってみてください。口の中を覗くような方向です。
  • そのまま、目を閉じて、両手で優しくふたをするよう両目を覆います。
  • ゆっくりと深い呼吸を続けながら、リラックスした状態で、眼球が自分の手の中に引き込まれていくような感覚を想像してみてください。
  • 今度は眼球が、後頭部の後ろの方に引き込まれていくように、イメージしてみてください。自分の背後や自分の周りを広い視野で観るように意識を広げてみてください。
  • また手の中の前方へ眼球を移します。目の中に何か模様が見えきたら、その模様をしばらく眺めてみます。
  • 手をゆっくりと離して、出来るだけ瞬きを沢山し続けながら、目を開いていきます。
  • 目を大きく開き終わると、脳や目の感じがスッキリするかもしれません♪

 

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EDMR-とは、眼球運動を活用して不安を消す方法でトラウマ治療法の一つです。破壊的な感情的記憶を断ち切ったり、子供時代のトラウマから解放させたり、自動車事故や暴行、自然災害、戦闘体験など、様々な心の傷から回復させることを目的として、1987年に、心理学者のフランシーン・シャピロが開発を始めました。

湖の周りを散歩している最中に、彼女の眼球が視野の左下から右上へ、無意識に動き始めた時に、不安を生じさせる思考が消えることに気が付きました。この経験がきっかけとなり、様々な実験の結果、現在では、不安や心的外傷後ストレス障害に有効的な治療法の一つとして広まっています。

うつやトラウマとは「選択肢が他にないと思い込んでいる状態」と言われます。
衝撃的な出来事において辛い記憶だけが滞った状態となり、脳裏に鮮明に残り、焦点が当たり続けている状態のことです。眼球を左右や上下と動かす事で、嫌な記憶と共に、周辺や時間の情報が徐々に思い出されてきたり、見えてくるようになり、それらが混ざり合い、「普通の記憶」として処理されていくことが可能になるそうです。

脳内に絶えず宿る辛い記憶を、他の様々な記憶と繋いで、通常の記憶のメカニズムに戻していく手助けをするのが、脳に直結する感覚組織である「眼」と言われています。

辛い出来事があると、眼の動きが止まってしまったり、輝きを失い、視野が限られ、全体を見る余裕がなくなってしまう事もあるかと思います。呼吸にも、必ず吸う息と吐く息があるように、喜怒哀楽や、出会いや別れ、物事には様々な、偏よる事のない側面が存在しています。アプローチの一つではありますが、眼球を動かす事で脳を自由し、広い視野を思い出させてくれる、ジャイロキネシス®メソッドの『眼』のセルフマッサージやEMDRのアプローチは、私自身とても理に適っているなと実感できたエクササイズです。この場をお借りして、共有させて頂きます。

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